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おしっこが出ない、または出にくい現象を「排尿障害」といいます。
家庭で見られる排尿障害の症状を以下に挙げます。
- 何度もトイレに行く
- 排尿姿勢をとるがおしっこが出ていない(便秘に見えることも)
- 苦しそうにおしっこをしている
- トイレ以外の場所で少量のおしっこをしてしまう
- 尿の色が赤い
- 陰部をしきりになめている
以上のような症状が見られた場合、様子を見ないで早めに病院で診察を受けてください。
早期治療が大切で、症状の軽いうちの方が早く治りやすいことが多いです。遅れると重度の急性腎不全を起こし、完全閉塞(まったくおしっこが出ない状態)を放置すると72時間以内に死亡します。
これらの症状がみられる病気として代表的なのは、猫の下部尿路疾患(FLUTD)です。 食事環境や生活環境が原因となる場合のほか、原因不明の特発性のこともあります(ウイルス感染が原因との説もあり)。
病院での治療は、まず膀胱内のおしっこをカテーテルという管や針で抜き、腎不全等があればそれらを治療します。重度や再発性の場合には、手術により人工的に尿の出る穴を作ります。
家庭では、投薬や食事・水分管理、おしっこの観察など、様々な管理が必要となります。また定期的な尿検査も必要となります。手術した場合でも、再発の危険はゼロではありませんので、獣医師の指示に従い厳密な管理をしてください。
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