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2007年3月、アメリカ動物虐待防止協会(ASPCA:The American Society for the Prevention of Cruelty to Animals)は、家庭内にある物に対しての中毒トップ10を発表しました。これは2006年中にAPCC(アメリカ動物毒物中毒管理センター)に寄せられた116,000件の報告の中からまとめられたものです。
- 1位 人用の医薬品(78,000件)
- ここ数年のトップ
- 鎮痛薬、風邪薬、抗うつ薬、栄養補助食品など
- アセトアミノフェン:毒性が極めて強く、猫では死亡する
(日本では「バファリン」「ノーシン」「宇津こども熱さまし」などの解熱鎮痛剤・風邪薬)
- イブプロフェン:毒性が強く、犬で重度の腎障害を起こす
(日本では「イブA」「ナロンエース」「ベンザブロックIP」などの解熱鎮痛剤・風邪薬)
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- 獣医師の指導なしに動物に医薬品を与えないこと
- 2位 殺虫剤(27,000件)
- 殺ノミ剤、殺ダニ剤、その他の殺虫剤
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- ノミ・ダニの駆除薬は、製品の用量・用法を必ず守ること
- 薬に特別過敏な動物もいるので、そういう子には使わない
- 3位 動物用医薬品(12,000件)
- 非ステロイド系抗炎症薬、フィラリア予防薬、消化管寄生虫駆虫薬、抗生物質、ワクチン、栄養補助食品
- 9割以上は飼い主が大量に投与してしまったことが原因
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- 用量・用法を厳守する
- ノミ・ダニ予防薬は指定された動物種を守ること
- 4位 植物(9,300件)
- ユリ、アザレア、ツツジ、サゴヤシ、カランコエ、シェフレラなど
- 特にサゴヤシの実は嘔吐、下痢、沈鬱、発作、肝不全を起こす
- ユリは猫に極めて有害:少量でも致命的な腎不全を起こす
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- 有害な植物に動物を近づけない
- 有害ではない植物も、軽度の胃障害を起こすことがあるので、かじらせない
- 5位 殺鼠剤(8,800件)
- 殺鼠剤の種類と量により、致命的な状況になる
- 出血、発作、腎臓やその他の臓器の障害が起こる
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- 殺鼠剤を置く時は、動物が触れない場所に置くこと
- 6位 家庭用洗剤(7,200件)
- 漂白剤、洗剤、消毒剤
- 胃腸の炎症、口の薬品焼けを起こす
- 吸入時は気道の炎症を起こす
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- 家庭用洗剤や化学薬品は動物が触れない安全な場所に保管する
- お皿やオモチャなどのペット用品を洗う場合、食器用中性洗剤と温水で洗うのが良い
- 7位 チョコレート(4,800件)
- チョコレートは大量の脂肪とカフェイン様物質(メチルキサンチン)を含んでいる
- ブラックチョコレートの方が、有害成分が多い。
- 焼きチョコレートはメチルキサンチンが多く、5kgの犬が50グラム食べると重大な問題を引き起こす。
- 大量に食べた場合:嘔吐、下痢、あえぎ、多飲多尿、異常な活動性が起こる
- 重症例:不整脈、ふるえ、発作。死亡することもある。
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- チョコレートは与えない
- 8位 化学物質(4,100件)
- 揮発性の石油系製品、アルコール、酸、ガス
- 多種多様な問題を引き起こす(胃腸障害、呼吸困難、薬品焼けなど)
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- エチレングリコール不凍液、ペンキ用シンナー、配水管クリーナー、プールや温泉用の薬品に注意
- 9位 身体的な危険(3,800件)
- 中毒物質ではないが、身体に有害となり得るもの(首が絞まる、腸が詰まるなど)
- 首輪や接着テープのようなものから、骨、紙製品など
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- これらは動物が持っていってしまい、壊して噛み砕き、飲み込んでしまうことがよくあるので注意すること
- 10位 家の修繕用品(2,100件)
- ペンキ、溶液、接着剤
- 水溶性のペンキのほとんどは毒性は高くないが、胃障害をおこすことがある。
- 芸術家用のペンキ(油絵のこと?)は、重金属を含んでいる場合があり、大量摂取で有毒となる。
- 溶液は胃腸、目や皮膚に強い刺激となってしまうし、摂取されると中枢神経障害を起こすこともあるし、吸入されると肺炎を起こす
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- 保管場所・使用場所に動物を近づけないこと
- 使用上の注意をきちんと守って使うこと
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