HOME > 家庭の獣医学 > 猫の獣医学 > 猫のごはんのあげ方

猫のごはんのあげ方

年齢に合わせたごはんを選ぶ

フード

猫も年齢によって、必要とする栄養素が異なります。成長期には栄養価の高い成長期用のごはん、高齢であれば体に負担の少ない高齢用ごはん、また腎臓などに異常がある場合にはそれらの病気に合わせたごはんを与える必要があります。


「だらだら食い」はさせない

よく、1日中ごはんをお皿の中に入れ、いつでも食べられるようにしている方がいます。この方法では、以下のようなマイナス面ばかりで、いいことはありません。

  • 1日の食事量が把握できない → 異常を見逃しやすい
  • お腹が休む時間がないので、胃腸に負担がかかる
  • 結石ができやすくなる

1日2~3回と決めて、「与えられたらすぐ食べる」、「食べなければすぐに片付ける」という習慣をつけましょう。


好き嫌いをなくすには

子猫のうちに、いろいろなものを食べさせてください。この時期に特定の物を食べさせていると、将来もそれしか食べなくなってしまいます。ウェットフード(缶・パウチ)、ドライフード、肉や魚をゆでたものなど、バランス良く与えましょう。成猫になってから好き嫌いをなくすのはとても難しいです。


ドライフードか、缶詰か

猫はもともとあまりお水を飲みません。そこでドライフードだけを食べると更に水分が不足しがちとなります。ドライフードは保存性や、ゴミが少ないなど、猫ではなく人間にとってのメリットがありますので、必要に応じて使用しても構いません。

個人的には缶詰やパウチなどのウェットフードをおすすめしています。食事と一緒に水分をとることで、水分不足を防ぐことができます。また口内の水分もドライフードに比べて乾きにくくなるため、歯垢が残りにくく、歯石や歯周病になりにくくなると考えられます。

半生フードはすすめられません。これは、プロピレングリコールやグリセリンといった化学物質に水分を保持させて、半生の食感を作っています。これらの化学物質は生物に対する毒性は低いものですが、強力な保水力を持っているため、体内に入っても半生フードに含まれている水分は体内で利用できないと考えられます。濃度によっては利尿作用が見られ、逆に脱水傾向になるかもしれません。


本郷どうぶつ病院

(受付時間)
9:00-11:30 / 16:00-18:30
休診:水曜日

TEL:026-241-7576
FAX:026-241-7641

〒380-0803
長野県長野市三輪9-7-9

交通アクセス