c 本郷どうぶつ病院(長野市の動物病院)- てんかん発作

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てんかん発作

てんかんとは、さまざまな原因により発作を繰り返す、脳の病気です。大きな原因がなく若いうちに起こす発作は、先天性の脳の病気です。体の他の部分の異常が原因となったり、脳の腫瘍、伝染病等で発作を起こすこともあります。

てんかん発作の症状

発作にはいくつか種類がありますが、 てんかん発作のうち犬でよく見られるのは「全般発作(脳全体が一斉に異常に興奮する)」です。急に倒れて意識を失い、全身が強張ったように痙攣をする症状が見られます。次のような順序で起こることが多いと思います。

  1. 最初は全身(前足と後ろ足)がピーンと伸びる
  2. 横や後ろへひっくり返る
  3. 足や口が細かく震える(数十秒)
  4. 手足が犬かき運動や屈伸運動をする(数十秒~数分)

てんかん発作が起きたら

ご家庭での対処法は、とにかく冷静に行動することです。

  • 基本的には何もしない。手を出すのは危険なのでやらない
  • 舌をかむ危険はないので、タオルを咬ませたりする必要もない。
  • 発作中に動物が怪我をしないように、周りの物をどかす。
  • 発作の状況(時間など)を記録。ビデオがあれば理想的。

発作中は意識はありませんので、通常苦しくはありません。心臓病など他の病気や重積発作(後述)がなければ、1回のてんかん発作で死ぬことはありません。

そして一連の発作が終わると、ケロッとしてしまったり、 少しの間ボーっとしたりフラフラしたりした後に、普通の状態になります。 涼しく落ち着ける場所で休ませてあげてください。

夜間に発作が起きた場合でも、1回で発作が落ち着けば、通常救急治療は必要ありません。 翌日動物病院で発作の状況や時間を正確に伝えて、検査や治療について相談しましょう。


重積発作:死につながる注意すべき発作

「重積発作」とは、1回の発作が30分以上続いたり、1回の発作が終わりかけると 次の発作が始まってしまうような、外見上は発作が長時間継続する状態です。この状態は危険で、死に至ることがあります。

かかりつけの先生から頓服のお薬をもらっていれば、それを投与してください。お薬がない、投与してもおさまらないということであれば、早めに動物病院を受診してください。


本郷どうぶつ病院

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