HOME > 家庭の獣医学 > 犬の獣医学 > オトスコープ(耳の内視鏡)

オトスコープ(耳の内視鏡)

治りにくい耳の炎症は・・・

犬では耳のトラブルがとても多く、その原因はいろいろな要素が関わっています。

特にこれまでの治療をしてもなかなか良くならない場合は、外からは見えないところに原因が潜んでいるかもしれません。今まで綺麗に洗浄していたつもりでも、実は届かない場所の処置が行えていない場合も多くあります。


オトスコープ(耳の内視鏡)とは

テレパックシステム

オトスコープは耳の内視鏡で、これまできちんと観察できなかった耳の深部・鼓膜の確認ができ、その周囲の耳アカや腫瘤(できもの)などを取り除くことができます。

また、鼓膜が破れている症例では、CT検査などと組み合わせてきちんと中耳・内耳の評価を行い、治療していきます。

いままでは見えなかった・届かなかった場所の観察や治療ができることから、治りにくかった原因が判明することもあります。

ただし、耳の炎症はアレルギーなどが関連していることも多く、それらの管理も同時に行う必要があります。また、オトスコープを用いた治療は1回では治りません。繰り返し行う必要があります。

オトスコープを用いた治療には全身麻酔が必要となります。


治りにくい耳の炎症の「原因」と「対処」の例(太字はオトスコープで行うもの)

  • アトピー → アトピー性皮膚炎の管理(難しい)、洗浄による耳の清浄化
  • 食事アレルギー(耳のトラブルに多い) → 徹底した食事管理、洗浄による耳の清浄化
  • 細菌・酵母菌などの感染 → 徹底した耳の洗浄、抗菌薬の投与
  • 鼓膜の損傷 → 洗浄による耳の清浄化
  • 鼓膜周囲の毛・耳アカ → 摘出と洗浄による耳の清浄化
  • 異物 → 摘出
  • 腫瘤・腫瘍 → 摘出
  • 中耳炎 → 鼓膜切開、中耳の洗浄

オトスコープによる治療をご希望の方へ

  • 全身麻酔が必要になるため、完全予約制です。
  • かかりつけの獣医師からのご紹介も承ります。担当の先生にご相談ください。
  • お電話だけでは看護士からの簡単な説明しかできません。詳細についてはご来院の上、ご相談ください。
  • 初診時からいきなりオトスコープを行うことはありません。最初は耳の状態を通常の検査で観察し、治療計画をたてていきます。(かかりつけ医からの紹介連絡時を除く)
  • 処置の料金は¥20,000~(税抜)です。

本郷どうぶつ病院

(受付時間)
9:00-11:30 / 16:00-18:30
休診:水曜日

TEL:026-241-7576
FAX:026-241-7641

〒380-0803
長野県長野市三輪9-7-9

交通アクセス