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犬の高齢化

老犬

近年犬の平均寿命が延びているというニュースを良く耳にすると思います。もちろん、高齢になれば若い時とは違って、具合の悪いことも起こりやすくなります。よく見られる高齢時の体調の変化について、ご紹介します。思い当たる点があれば、かかりつけの獣医師にご相談ください。


吐き出すような咳

これは、心臓病の可能性があります。
呼吸器の病気(肺炎、気管支炎、喘息など)と区別するために、聴診のほか、X線検査や超音波検査、心電図などが必要になります。

高齢犬で最も多い心臓病は、「僧帽弁閉鎖不全症」です。 (→ 「僧帽弁閉鎖不全症」とは

また、心臓病と分かればお薬で管理していきます。基本的に一生飲み続けなければならない場合が多いですが、状態によりいろいろな種類のお薬を組み合わせます。


眼が白いけど、、、白内障?

黒目の部分が白くなってくることがありますが、白内障とは限りません。犬は老齢性の変化として「水晶体の硬化」というものが起こり、これは白内障と違って、視力障害を起こさず、特に生活に支障が出ることはありません。獣医師にきちんと見極めてもらいましょう。


痴呆

犬にも痴呆が知られており、食欲旺盛やボーッとすることが多くなるなどの軽い症状や夜鳴きや徘徊といった重度のものまであります。治すことはできませんが、初期であればサプリメントなどで症状を軽くしたり、進行を遅らせることができる場合があります。


感覚器の機能低下

視力が衰えたり、耳が遠くなったりします。このような犬を急に触ろうとすると、びっくりさせてしまいますので、優しくなでながら、驚かせないようにしてください。また、お散歩で段差などが苦手になりますので、注意しましょう。


運動器の機能低下

筋力の衰えもあります。無理な運度は避けて、お散歩も犬のペースに合わせてあげましょう。おうちの中は滑りにくくしてあげた方が良いと思います。

また、関節なども変化を起こしていることがあります。痛みや障害の程度によって、薬やサプリメントを使用します。特に若いころから膝・肘・股関節の病気があった犬は、気を付けてください。


腫瘍・できもの

犬の高齢化に伴い、腫瘍(できもの)が多くなっています。良性腫瘍であれば、命にかかわることは少ないですが、悪性腫瘍は早期発見・早期治療が原則です。見つけたら、早めに獣医師の診察をうけましょう。


本郷どうぶつ病院

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