ワクチン
ワクチンとは、病気にまったくかからなくするものではなく、体内に入った病原体に対して、体がすばやく撃退できるようにする注射です。 つまり、ワクチンを接種すると、その病気になったとしても軽症で済み、命を落とすことが防げるというものです。
現在は、複数のワクチンがミックスされている「混合ワクチン」が主に用いられています。 感染力が強く、命を落とす危険のある病気に対する「コア・ワクチン」と、生活環境により接種するかどうかを決める「ノンコア・ワクチン」とがあります。一般に犬5種・猫3種混合はコア・ワクチン、犬7種・犬8種・猫5種などはコアとノンコアが混合したワクチンです。コア・ワクチン以外の接種に関しては、飼主様と愛犬の生活圏における病気の発生・蔓延状況により決める必要があります。かかりつけの獣医師にご相談ください。